Profile
東京学芸大学G類芸術課程音楽科ピアノ専攻卒業
PTNA全日本ピアノ指導者協会指導会員
PTNAピアノ曲事典音源公式採用
安城市民公募文化事業コンサート、複数回開催
ブルグミュラーコンクール指導者賞
子どもシニア育脳ピアノレッスンの教科書受講
脳トレピアノプライマリー講座受講
認定子育てハッピーアドバイザー
子育てHATマイスター
HSCアドバイザー(ベーシック)
2児の母
安城音楽協会会員
My History
幼少期
2人姉妹の長女として生まれる。
保育園の頃、先生の弾くオルガンをじっと見て、真似をしてすぐに弾いてしまうということがよくあったそうで、オルガンを買ってもらい近所のピアノの先生に習うことに。
小学時代
アップライトピアノを買ってもらい、それなりに真面目に練習。といっても、小学校の時の日記に「私の好きな曜日は○曜日です。なぜなら、○曜日はピアノのレッスンの日なので、家で練習をしなくてもいいからです」と書いてあり、練習をサボりたいと思うこともある普通の子どもでした(笑)
でもピアノを弾くこと自体は好きで発表会も大好き。小学5年生の頃には大学生と並ぶほどに。
中学~高校
そして中学2年生の頃、将来は東京藝大に入りたいと思い、ピアニストの先生に習い、空いている時間は全部練習。夜も近くの保育園のピアノを借りて夜10時頃まで練習していましたが、グランドピアノと防音室を購入してもらってからは夜も家で練習できるようになりました。高校では授業前や昼休みなど音楽室で練習していました。
私が一番成長できた時期で、当時の先生には本当に良くして頂きました。そして憧れでした。
その先生のご自宅は、シャンデリアもある吹き抜けの広い部屋に、グランドピアノ2台を並べたとても素敵なレッスン室で、まずお伺いすると、豪華なお菓子と紅茶でもてなして下さり、それを頂いてから、ヒーターで手を温めて練習をはじめます。レッスンも基礎からとても丁寧にして下さり、レッスン後もまた夕食をご馳走になったり、本当にお世話になりました。
大学受験
高校3年になると、東京藝大の教授に習うことになりました。ピアノとソルフェージュ、ともに藝大の先生です。
ここから2年間は苦難が多く、挫折を味わう時期でした。
全日本学生音楽コンクールやPTNAコンペティションG級などを受けましたが、結果を出せず。
レッスンでは自分のダメさばかり知らされ、レッスンから帰る電車の中では泣いてばかりでした。
大学受験は東京藝大1本に絞り、最終試験まで残りましたがあと一歩届かず、、
半分受かったつもりでいたのにあと4人のところで落ちました。その発表を見たときの気持ちは本当に、絶望でした…
なんで自分はいつもあと一歩でダメなんだろう...
そして浪人生活が始まったのですが、とある事情があり悩んだ末、東京芸大から東京学芸大(G類)に進路変更。
国立でピアノを専門に学べるところだったので選択し、受験までピアノは学芸大の先生に、ソルフェージュは藝大の先生にそのまま習いました。そして翌年、東京学芸大学に首席で入学させて頂きました。
大学時代
自宅から片道2時間かけての電車通学4年間、通いきりました!
都心を通過するので、満員電車は大変でした~(汗)
大学では、ピアノ、副科のバイオリン、アンサンブル、伴奏など、楽しい経験もたくさんできました。
同級生の中には、藝大を再受験して受かっていった人もあります。
しかし私は再受験はしませんでした。(今思えばやっぱり藝大を出ておきたかった)
大学時代の先生は、私にほとんどダメ出しされない先生でした。おかげで少しずつ自信が持てるようになっていきました。この時の経験から、私はレッスンではダメ出しはしないようにしています。基本的に良くできているところを褒め、一方的に教えるのではなく一緒に音楽を考えたり、生徒さんのアイデアを受け入れたり、注意したいところは伝え方を考えて、建設的なレッスンとなるように心がけています。
教育実習
大学3年生の時、出身中学校に3週間、教育実習に行きました。この経験は私にとっては意外なものとなりました。というのは、その頃あまり子どもと接するのは好きではなく、教員免許は「念のため取っておこう」というくらいの気持ちで実習に行ったのですが、なついてくる子どもたちがかわいくてとても楽しかったのを覚えています。実習を終える最後の日に、クラスでお別れ会をしてくれて、色紙をもらったり、手紙を書いてくれる子も何人もあって感動しました。そのときの手紙や色紙はまだ大切に持っています。子どもってかわいいなぁ、と思えた出来事でした。
子育て
卒業後、訳あって音楽をキッパリやめました。実家を出たのでピアノも無く、異業種に入り転々としましたが、結婚して愛知県安城市に移りました。
ピアノ再開
2人目の子どもが産まれたのを機に、中古の電子ピアノを購入。それから少しずつ弾くようになりました。
はじめは子育てが大変すぎてピアノを弾く余裕も無かったのですが、だんだん時間ができるようになると、ゆるい曲をたまに弾くようになりました。そして出張レッスンを1人から始めました。
子育てハッピーアドバイザー
子育てで悩み、たくさんの育児本を読みあさりました。お金も無かったので図書館に通ったりして、流し読みも含めて200冊くらい読んだかと思います。特に『子育てハッピーアドバイス』シリーズは、イラストを描いているのが私の妹(太田知子)なので全部読んでいます。そこに一貫して書かれている『自己肯定感を育てる大切さ』はよく分かっていたのですが、現場の子育てでそれができなくて、本当に悩みました。
そんな頃、『子育てハッピーアドバイザー』なる資格養成講座のお知らせが。
これは取りたい!と思い、東京まで行って2日間の養成講座に参加しました。その講座の雰囲気がとても温かくて、最後の振り返りの時間では思わず涙が。そしてその5年後に『子育てHATマイスター』の資格を取り、アドバイザーの養成にも携わるようになりました。
現在
2人の子どももすっかり成長し、今では本当に親思いの優しい子どもたちになりました。私は今、「自己肯定感の大切さ、甘えの大切さ」を伝える子育てセミナーをたびたび開いたり、自身の子育ての経験を活かして、各種子育て支援の活動も行っています。
また、今までに20名の子育てハッピーアドバイザーを養成しています。
そしてピアノ教室は、音楽を楽しめる『あたたかい教室』にしようと思っています。はじめは生徒1人から始まったピアノ教室ですが、おかげさまで今は講師の先生にもお願いしています。その先生方にもあたたかいレッスンをお願いしています。
演奏活動をはじめる
自分の練習も再開し、愛知県を中心に積極的にコンサートに出演し、演奏活動も楽しんでいます♪♪
安城市で毎年コンサートも企画しています。
またストリートピアノが好きで、ストピ巡りを趣味で楽しんでいます。
YouTube活動
演奏動画を自分のYouTubeに投稿しています。
その中の一つがPTNAピアノ曲事典の公式動画に採用され、PTNAの演奏者一覧にも加えて頂きました。
ショパンの雨だれの前奏曲です。途中で雨が降ってくるよう編集したので、画像と合わせてお楽しみいただけたら嬉しいです。
今、演奏の楽しさを改めて知り、子どもの頃よりも練習が本当に楽しいです!
おばあちゃんになってもずっと弾いていきたいです。
音楽があると、本当に人生が豊かになります。
今の悩みはとにかく時間が無いこと。
練習する時間もほしいし、いろんな勉強する時間も欲しい。レッスンも楽しいし、あちこち弾きに行くのも楽しいし。
ピアノのお陰でとても充実した日々を送らせて頂いています。
今の自分の環境に感謝しています。
そして中学生の頃にお世話になった憧れの先生のように、吹き抜けの素敵なピアノ部屋を持ちたいというのが夢です。
つい長々と書いてしまいました・・・
最後まで読んで下さり有難うございました。
音楽の楽しみ方は人それぞれ。
皆さまに楽しいピアノライフをお届けできるよう頑張ります♪♪
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