ステージでの演奏は、普段、家で弾いているのとは全く違います。
楽器も違う、場所も違う、聴いてる人がたくさんいる!みんなが自分を見ている!!
そりゃぁ緊張します。
だから、指が震えてうまく力が入らないとか、ミスタッチがミスタッチを呼ぶとか、暗譜が飛ぶとか、想定外の事が起きることもあります。
実は私も、1度だけ、暗譜が飛んで一瞬真っ白になったイヤーな経験があります。
それも、入試で!
忘れもしない。
東京芸術大学の、実技2次でのこと。
ラヴェルの『水の戯れ』という曲の出だしで、やらかしました。
弾く前に、出だしを頭で思い浮かべていたら、左手の分散和音が出てこなかったんです。
あれ?と思ったけれど、弾けば手が思い出すだろうと思い、弾きはじめたら、見事に全然違う分散和音を弾いてしまい、一瞬真っ白になりました。
ここです。
変な音が出て、うわぁ( ̄□||||!!と思ったけど、すぐに弾き直したら手が思い出して、事なきを得たのでした。
どんだけ緊張してたんだか。
普段は忘れたことのないところ、まさか、こんなところで、というところが飛ぶんですよね。
だから、暗譜は何となく覚えたのでは駄目で、計画的に完璧に覚えなければなりません。
そのノウハウはまた別の機会に。
ちなみに、この時の試験は、ミスったけれど、無事通過できたのでした(*^_^*)
体験レッスン、お問い合わせはコチラ
tskm3838@gmail.com