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『親力』とか『楽勉』で有名な、親野智可等(おやのちから)先生。

私はこの先生のファンで、図書館にある本は全て読んだと思います。

『親力』シリーズのほかに、『否定しない子育て』とか『親ががんばらないほうが子供は伸びる』とか、懐かしいなぁ~。ドラゴン桜も読みました。

親野先生の本の中に、『親力診断テスト』というのがあり、数年前にやってみたところ、ほとんど正解を選んだ私。v( ̄∇ ̄)v 一応、親力が高いと診断されましたが 、頭で分かっていても現場で実行するのは難しかったりして、我が子に対しては、私も悪い対応を、さんざんやってしまいましたよ。

親力診断テスト、ネットでもあるみたいですね。

こちらのページで1問できるみたいです、リンク貼っておきます。
http://education.mag2.com/oya/

講演会の内容は、まず・・、親野先生に会えて嬉しかったです。

会うというか、壇上の姿を見ただけですが。

すごく流暢な話し方で、時間がいくらあっても足りない、という感じで、しゃべりまくっておられました。

こういうエネルギッシュな人なんだぁ~と思いました。

確かに、教員やめられてから、幅広い分野で、ものすごい活動されていますものね。

すごいです。

講演内容の中で、特に印象に残ったこと2つ。

1つは、子供の苦手なところは、つつかない。という話。

もってうまれたものを変える、ということは、子供のうちはほぼ不可能。だから、得意なところを応援するようにして、苦手なところは目をつぶる、簡単に言えば、あきらめる。

あきらめる、とは、具体的に言えば、「親がやってやる、手を貸す、手伝う」ということ。

「もう、やってあげちゃってください」「手伝ってあげてください」と、ここまでハッキリ言われるのは、聞いていて気持ちよかったです。あきらめる、というだけでなくて、じゃぁどうしたらよいのか、やり方を工夫をするか、それでもできないことは「親が手伝えばいいんです」と。

これに対しては反論もあるかもしれません。でも、そこをあえてハッキリ言われて、すごいなぁ~と思いました。私も同意見です。

苦手なこと、どうしてもできないことが、人それぞれにあります。大人だって、あります。その苦手なところを直してやりたいと思うのは、親心です。でも、なおそうとして、注意しても、やっぱりできない。すると、また注意される。その繰返しで結果、自己肯定感を下げてしまう。自己肯定感が下がると、あとあと、よけいに困る状態になるのに、親は良かれと思って、そこばかりつついてしまいがち。。。これは悪循環ですと。

苦手なところは、後回しでいいんです。

それよりも、本人のやる気のあることや、よい面を、伸ばそう応援しようとした方が良い。

すると、本人の自己肯定感が育ち、自信がつき、目標や夢ができたとき(あるいは、大失敗をしたときなど)に、自分で自己改造のスイッチを押せるようになるんだと。ただし、自己肯定感がボロボロになっていると、そのスイッチを押せないから、自己肯定感を育てながら、その時を待つのが良い。子供のうちは、欠点を直す必要性が分からず、モチベーションがないから、いくら言っても直らない。子供は、新しいことはどんどん吸収できるスポンジのようなものだけれど、一方で、自己改造はできないのだから、いまは苦手なことは諦めてください、とのことです。

そういう点を、ハッキリ指摘してくださるお話を聞き、とてもスッキリしました。

それと、心に残ったもう1点。

男性脳の話で、男の子は、女の子より5才低いと思えば丁度よいと。

女の子の小1が、男の子の小6くらいだと。

本当にそう! ここは笑いが起きていました。

その男の子が急成長し、今まで育てにくかった面(欠点と思われていた面)が、良いものに切り替わるときがくる。

早くて、中2か中3。

高校や大学に入ってから、という人もある。

定年退職してから、という人もある。

今まで、人のいう事を聞かず、遊んでばかり、なにを考えているのか分からん、と言う子が、夢をもつと、やりたいことに集中する力を発揮し、生活態度もガラリと変わる、という事です。

男の子、おもしろいだけでなく、楽しみになりました。

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