脳科学評論家、澤口俊之先生のセミナーに行ってきました。
 
人間性知能(Humanity Quotient)についての内容でした。

とても面白いお話でしたので、自分の記録の為にも、また皆さんに還元する為にも、覚書をここに残しておこうと思います。

聞き間違いがあるかもしれませんが、その点はご容赦下さい。
(間違いがあればご連絡下さい。訂正します)

では以下にまとめます。(・∀・)

人間性知能(HQ)の定義:目的・夢に向かって、社会の中で主体的に生きるための能力。

こういった未来志向的行動力、目的・夢に向かって計画し努力する能力というものは、猿には無い。人間だけ。だから、「人間性知能」と名づけられる。

人間性知能は、脳の前頭前野の働き。脳全体の15%。
サッカーチームでいえば、監督のようなもの。
脳の統合センターにあたり、ここから出力し、入力された情報の統合や、コントロールを行う。

(以下、人間性知能のことを、HQと記します。)

HQが、高い人ほど、ビジネスの世界でも指導的な地位につく。
出世している人はHQが高い。年がいっても窓際の人は、HQが低い。
年齢と無関係。
HQが低いと、一流大学を出て、一流企業に正社員で入社できても、ニート化する傾向がある。
入社後3年以内にやめてしまう人の共通点は、HQが低いこと。
サッカーで言えば、監督が悪いと、選手の動きも悪くなるのと同じ。
受験勉強は、前頭前野を使わないでできるので、勉強ができてもHQは低い人がある。

HQは人生の主観的な成功度と比例する。

HQ≒夢をかなえる能力。

ところが、HQの低下は20代から始まる。脳は、前頭前野から真っ先に衰える。
しかしこれは個人差が大きい。

では、HQはどのように調べ、どのように向上させるか。

HQテストでもあり、向上法の例でもある方法は、画面に1つずつ出てくる数字を覚え、逆から答える方法。

4桁しかできない学生は、意欲が低く、授業も後ろで聞いて私語ばかり。好奇心に乏しく、時事問題にも関心が薄い。
6桁以上できた人は、意欲が高く、好奇心も旺盛で、時事問題にも関心がある。
8桁以上できる人は、すぐれた経営者や起業家に多い。

この出てきた数字を覚えて、逆から答える、というトレーニングで、HQは向上し、脳は若返るのだが、面倒くさいので、以下の方法でHQを向上させることもできる。

■有酸素運動。(王道!脳に酸素を送り、働きを良くする。)
■社説法。(新聞の社説を読み、要約し、批判する。)
■夢をもつ。(夢を書くだけで、年収が数倍になるという研究結果がハーバード大学で出た)
■ハグできる友人をもつ。(犬でもOK)
楽器演奏。特にピアノ。
■料理や家事をする。(男性は、良き家庭人ほど出世する)
■ビデオゲーム。(カーレースなど集中力のつくゲーム。1日2時間までなら効果あり)
■ネット検索をする。(本を読むだけよりも、脳全体を使っている。)

HQはストレスに大きく影響されるので、最後に、簡単にできるストレス解消法を。

■スクワット(幸せホルモンが出る)
■よい睡眠。寝る前に好きな香り(花やイグサなど)を嗅ぐと良い。
■子供や犬などのかわいい写真を見る。(仕事の前に見ると、作業や仕事の効率UP!)
■ゴシップ(悪口)を共有する。皆で言い合うのが良い。
(一人で悪口を言うのは自分が傷つくので良くない)
■幸せな人を見ると幸せになる。
(幸せな人は、そういう香りを発しているらしい。それが自分に移るから、近づくと良い)
■自分の顔や体を鏡で見る。
(えーー!と思うかもしれないが、自分の顔を見ると実際にストレス値は下がる)
■寝る前に、石鹸で手を洗う。(その日起きた嫌な記憶が消え、良い睡眠につながる)
■ボーっとする。(20分位)青空を見るのが良い。
■やはり、夢を持つこと!具体的な夢のある人は、平均で7.1歳長生き。


↑この本に詳しく書かれているようです。
 

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