ご覧頂き有難うございます!愛知県安城市を中心とした周辺地域でピアノ出張レッスンを提供している、みやざわピアノ教室です。
「子どもが練習しないんです。言わないとやらないんです」というご相談。本当にいつもあるので、折に触れ縁に触れ、あちこちでお話しているような気がするのですが、また最近もありましたのでまたお答えしますね。今度はわかりやすく、例えで。
ピアノを習うことはフルマラソンを走ることと似ています。
24時間マラソンでもいいです。
とにかく、長くてつらいけど、ゴールしたら嬉しいもの。
まずピアノを習ったら、教室に入りさえすれば弾けるようになる、というのは間違いで、ご存知の通り入っただけで上達はしません。もちろん、入会するのとしないのとでは、週に30分であっても、全くやらないよりははるかに良いです。楽譜を見ながら少しずつでも進めてゆけるので、それは大きな違いがあります。ところが、上達するためにはどうしても日頃の練習が不可欠になってきます。
この頃はなんでも時短ブームで、いかに効率よくサッとできるか、という雰囲気があるので、ピアノもなにか別の方法で効率よくサッと上達できないか?と思うかもしれませんが、練習しないで上達する近道は無いです。コツコツと毎日、何年も指を動かしてようやく、『好きな曲が楽譜を見て弾けるようになる』というある程度の目標まで到達できるのです。それには時間がかかります。
マラソンに例えて考えてみましょう。
走るのはつらいです。苦しいです。
ピアノの練習はつらいです。つまらないです。
でも、やらないと進まない。
しかも、ゴールはかなり先にある。
となれば、いかにその道を楽しく、転んだりケガをしないように気を付けながら、そしてリタイアしないように配慮しながら、とにかく走り続けることが大事になることがわかると思います。
最初からハイスピードで走ったら倒れてしまうかもしれません。
短距離走ならそれでも良いですが、長距離走は走り続けることが大事になってきます。
時々飲み物を取りながら。
沿道での応援も励みにしながら。
中には、伴走してくれる人もあります。
そうして、つらいけれど先導車のあとを走っていきます。
24時間マラソンなどでは、途中で休憩して食事をとったりマッサージをしたり、ということも必要になりますよね。
ピアノも、調子が悪いときは少しペースダウンしたり、何かしらのフォローが必要になるときもあるかもしれません。
マラソンに伴走するように、一緒に練習につきそったり、手取り足取りのフォローが必要な時期もあるかと思います。
マラソンは孤独で長いからこそ、周囲の応援が励みになり、様々なフォローも必要になります。
ですので、ご家庭では、「練習は?練習は?」と叱るのではなく、基本的にはあたたかく見守っていただければと思います。
人から言われると嫌になる、という法則ありますよね。あんまり毎日言われていると、練習が嫌になるだけでなく、ピアノ自体が嫌になってしまうかもしれません。
ですので、親御さんとしては練習できるような環境を整え、時には付き添い励まし、一緒に喜びながら、フレーフレーと声をかける。
お子さんが疲れてしまって親も応援できる余裕がない時は、一緒に休憩してもいいかもしれません。
また元気になったら応援する。
休憩といっても、やめるということではないです。お家での練習はやらないとしても、できればレッスンはやめずに続けましょう。そのほうが戻りやすいです。
先生も応援団の一人です。と同時に先導車でもありますね。
その生徒さんにとっての良い道を探りながら、先導し応援し背中を押します。
そうして、走っていくうちに、だんだんと走るのが楽しくなってくることがあります。
目的地に近づいていくと嬉しくなってきます。
だんだんと弾けるようになっていくほど、ますますピアノが楽しくなってきます。
そうなるまで、小さい目的地がたくさんあると、もっと良いですね!
ピアノを練習すること自体が好きになってくれたら、もうあとは未来は明るいですね。
そこまでが大変なんです。
そこまで何年かかるか、はお子さんによって、器用さやモチベーションが違うから分かりませんし、人と比べても仕方ないです。
また、同じ子どもでも、最初はやる気があったのにだんだんと無くなることもあります。
やりたいと思う曲が弾けなかったり、苦痛な練習曲ばかりをやったりと、本人の思い描いているものと実際が違っていて、それを言い出せない場合は、元気がなくなってくる場合があります。講師は、それは見ていればだいたい分かるので声をかけるようにしますが、まじめな子ほどそれを言わずに表情にも出さずに、言われる通りにやってくれたりするので、親御さんのほうで何か気がついたことがあれば遠慮なく講師に相談してください。
あとは、あまりにもスピードアップさせすぎたとか、お尻をたたきすぎた場合も、やる気がなくなってしまうことがあります。
コンクールで入賞するくらいに上達したけれど、パタッとやめてしまう子があったりします。
優秀だったけれど、いつの間にか、ピアノが楽しくなくなってしまった例。
そんな、速く走らせすぎて息切れして倒れてしまった例、時々聞きます。
あとは、ピアノを習えなくなってしまう実例として、『本人にはやる気があるのに、親御さんにはそう見えずやめさせられてしまう例』もたまにあります。それについては、長くなるので、また機会があれば次回書きたいと思います。
えっと、つまりは、ピアノを習うということをフルマラソンに例えて考えてみると、
ゴールにたどり着くためにはマイペースでもいいから走り続けることが大事なんだよということ。
それには、叱責よりも、周囲の応援や理解が必要だよ、ということ。
また長い道のりだからこそ、途中でペースダウンしたり休憩したりすることもあり得ます、
ということです。
そうして走っていくといつの間にかゴールへ…
ピアノを習っていてよかった、やめないで続けていて良かった、と思ってもらえる日がくると思います。
一緒に頑張りましょう♪
…とはいえ、現場ではつい「練習は?」「いつやるの!?」と怒ってしまいがちですよね。
理想と現実は違う!という声も聞こえてきそう。
分かっています。現場の大変さは。
たまにはいいです、声を上げてしまっても。
1回叱ったからといってダメになるわけじゃないですので全然大丈夫です。
怒れてしまうということは、それだけ子育てに、ピアノの練習に、真剣に向き合っているということだと思います(^^)
子育ては難しいですよね。悩みながら親も成長していくんだと思います。
今日も最後まで読んで下さり有難うございました!
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