拍子記号の意味について、質問を頂きました。

「8分の6拍子と、4分の3拍子は、どう違うのか?」

なるほど、本当ですね~。

8分の6を約分したら、4分の3になるので、 数から言えば同じです。

約数や、約分を習った大人の方だから起きる疑問ですね。

お気持ち、よく分かります♪

この問いについては、拍子記号の意味を知られたら、すぐに解決できると思いますので、ここでちょっと解説しますね。

★拍子記号の、下の数字は、何音符かを表し、上の数字は、それが1小節に、いくつ入るかを表しています。
1小節、というのは、楽譜を、縦の線で区切った、1つの部屋です。

DSCF7756[1]

4分の3拍子・・・1小節に、4分音符が3つ入る。

リズムは、タン、タン、タン。
明らかな3拍子です。

8分の6拍子・・・1小節に、8分音符が6つ入る。

リズムは、タ、タ、タ、タ、タ、タ。
3つずつまとめて2つの塊にして、タタタ、タタタ、と刻みます。
大きな2つの塊で考えると、2拍子のようにも聞こえるリズムです。

違いが分かられたでしょうか。

上の2つは、リズムは大きく違うのです。

今回は、とても良い質問を頂きました。

今後も、素朴な疑問をお待ちしています。保護者の方も、遠慮なくどうぞ♪
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です