拍子記号の意味について、質問を頂きました。
「8分の6拍子と、4分の3拍子は、どう違うのか?」
なるほど、本当ですね~。
8分の6を約分したら、4分の3になるので、 数から言えば同じです。
約数や、約分を習った大人の方だから起きる疑問ですね。
お気持ち、よく分かります♪
この問いについては、拍子記号の意味を知られたら、すぐに解決できると思いますので、ここでちょっと解説しますね。
★拍子記号の、下の数字は、何音符かを表し、上の数字は、それが1小節に、いくつ入るかを表しています。
1小節、というのは、楽譜を、縦の線で区切った、1つの部屋です。
4分の3拍子・・・1小節に、4分音符が3つ入る。
リズムは、タン、タン、タン。
明らかな3拍子です。
8分の6拍子・・・1小節に、8分音符が6つ入る。
リズムは、タ、タ、タ、タ、タ、タ。
3つずつまとめて2つの塊にして、タタタ、タタタ、と刻みます。
大きな2つの塊で考えると、2拍子のようにも聞こえるリズムです。
違いが分かられたでしょうか。
上の2つは、リズムは大きく違うのです。
今回は、とても良い質問を頂きました。
今後も、素朴な疑問をお待ちしています。保護者の方も、遠慮なくどうぞ♪