この間たくさん作った『音型カード』を、早速レッスンで使っています。
まず最初は、真ん中のドから始まる音型カードの中から、4枚選びます。
最初は、簡単なものを選ぶといいみたい。
ドレミファ、とか、ドレドレ、ドミドミ、などは簡単そう。
ドミソミ、ドソミソ、となると、少し難しそうです。
ドミソ、という和音を入れると、結構、喜んでもらえます!
というのは、初心者用の導入教材には、和音なんて全く出てこないから、、、、一音ずつ追っていく曲しか弾いていない子供達にとって、和音を弾くというのは、急にレベルアップしたような気分になれるのかも。
4枚のカードを、適当に並べます。
例えば、こんな風に。
これを、初見(譜面を初めて見ると同時に弾いていく)で左から弾いていくのですが、初見では難しい~!というようだったら、裏返せば、どれみが書いてあります(^-^)
これなら初めて見ても、すぐに弾けそうですね!
「答えの振り仮名が無いほうでも、できるかな~?」と誘えば、「できるよ!」と乗ってくれたりします(´∀`)
そうしたら、クルッと裏返します。
一生懸命、音符を読みながら弾こうと頑張ってくれます♪
この4枚を、今度は、違うように並べ替えて、またやってみます。
この作業は、お子さん自身にやってもらいます。ゲームみたいで楽しいです。
目隠しして適当に並べる子、見て考えて並べる子、いろいろです。
出来上がったら、弾いてみます!
上の写真は、レから始まる音型だけを選んでいます。
ドから始まるものよりも、少し難しくなります。
レを2番(人差し指)で弾くクセがついている場合は、指使いも考えさせてみます。
写真の最初の音型は、「レ、ファ、ラ、ファ」。
これを、いつものように、ドの所に1番(親指)をスタンバイした状態で、レを2番で弾くと、あとが困ってしまいます。
レ(2番)、ファ(4番)、と弾いて、あれ~~!となっちゃいますよね。
これじゃぁ弾きにくいよねぇ・・・。
どうしたらいいかな、と聞いてみて、自分で指使いを変えることができたらGOOD。
分からないようだったら、「最初のレを、1番で弾いてごらん」とアドバイス。
ドレミファソ、を、12345の指であてはめて弾く導入教材しかやっていないと、レを1番で弾くのに慣れていないので、最初は弾きにくそうです。。。
『ド=1』という固定観念が出来上がってしまうと、修正するのにちょっと苦労しますね。
柔軟な指使いに慣れる、という意味でも、この音型カードを使った初見練習は有意義だと思います。
ドを1で弾くように指示されている曲は、本当に最初の最初だけですから・・・。
次のレッスンで、ミから始まる音型カードを使った時、ミを3番で弾くか、1番で弾くか、興味深いです☆