前回の記事の続きです。

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このボードの上に指を乗せて、手の形がきまったところで、トントン体操をします。

指を1本あげて、ストンと下ろす。

その時、第3関節だけを動かすイメージで。

あげていない指は、ボールに置いたまま。

このとき、ほかの指に力が入ってはダメ。

指の独立もかねた運動です♪♪

あげてストン、あげてストン。

ストンとおろした時に、指先がへこんでいないかな。

へこんでいたら、余計な力が入っている証拠。

そのままストンとおろすだけ。

指先に、ぐっと力を入れると、へこんじゃいます。

どうして指先がへこんだらいけないのか、というと、腕の重みが鍵盤まで伝わらないので、よい音が出せないからです。曲がったところで抜けてしまうし、そもそも重みをかけられません(泣)。

ピアノを弾く時、指に力は入れません。

指は、重みを鍵盤に伝え、支えるのみ。

指先がへこまないように気をつけながら、1本ずつ、あげてストン、あげてストンを繰り返します。

1番から5番まで、8回ずつ。

(できる子は、トリルとか、3度でやってもいいかもね!ピシュナみたい!!)

これを、私はトントン体操を呼んでいます♪

全ての指をやっても手の形が変わらなければGOOD!

また、私がちょっとだけ重みをかけてやっても、崩れなければ、なおGOOD!

4、5才で始める子は、とにかく手は小さいし、指は細くてか弱くて、そもそも関節も出来上がっていないので当然といえば当然なのですが、ふにゃふにゃしています。

ふにゃふにゃの手のままで、導入教材を使ってピアノを弾き始めるので、どうしても、指先がへこんだり、指そのものが寝てしまったり、強い音を出そうとして指先に無理な力を入れて弾いてしまったり、、、なかなか理想の手の形では弾けないのだけれど、、、、「ピアノを弾く、ふさわしい手の形があるんだ」ということをまず知ってもらって、分かってもらうこと、本人に自覚してもらうこと。これが矯正の第1歩かな、と思って、地道に取り組んでいます。

じゃぁ、支えの効く指を作るには、どうしたらよいか?
 
これについては、また次の機会に・・・。

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