レッスン時間だけが、先生の稼働時間じゃないんだよ~、という話。
生徒さん一人ひとり、やっているレッスンが違うので、それぞれに応じた教材や進度のことを、いつも考えています。
それが結構、ものすご~い時間を費やしています!
たとえば、宿題用の『おんがくカラードリル』が、突然の品切れ!
いつも注文している楽器店に注文を入れておいたんですけれど、「入荷の予定が分かりません」と連絡があり!!
そうなると、じゃぁどうする!?ということで、代わりの楽典ドリルを探すんですけれども、これが常に新しいのが出たりするので、教材研究もいつもしなければならない。
手当たりしだい購入できればいいんだけど、財力がないので(泣)、楽譜屋さんで1冊1冊中身をじ~っくり見て、吟味するんです。
それぞれ特徴が違うし、、
小さい子には漢字が使ってあると「読めない」から「分からない」ということが発生したりして、不適切だし。
教材によって学べる内容も違うし、、
色使いや、絵柄、好みもあるしねぇ。
『おんがくカラードリル』シリーズは、やさしい色使いで、進度もまぁまぁ。
1巻ごとにゆっくり進むけれども復習もあり、途中からの使用も可能だし、最後までやると、和音や調の関係などの深い楽典まで学べるようになっています。
深く学べるけれども、無機質な問題集というのでもないし、最初はとても簡単なところから学べるし、幼児にも小学生にもいいなぁ~と思っていました。
(大人には、さすがに子どもっぽいので、お勧めしませが)
先日、しまむら楽器に行って、1時間じっくり研究してきました。
ちなみに、しまむら楽器には、1冊ずつ店頭にはあったんですけれども、たぶん、それ以上は在庫がないと思われる。ここで購入して、続きが手に入らなかったら、、、それなら、今のうちから、ほかのものに変えたほうがいいのかな、と思ったりして、購入に踏み切れませんでした。
自分の欲しい、ぴったりのドリルがなくて、、、
それで困ってます。
まぁ、妥協して代わりのドリルを使って、内容的に足りない分は、レッスンの中で教えるとか、五線ノートを補助的に使う、とか工夫してやっていくしかなさそうですね。
みーんな同じ教材を使って、同じように進めていくなら楽なんですけどね。
生徒さんのレベルや、気持ちや、年齢、好きなこと得意なこと、苦手なことなど、みーんな違うので、1人1人レッスンを組み立てるのは、実はすごーーーく大変です。
ピアノの先生って、ピアノを教えるだけじゃなくって、、、
楽典全般もやりますので、ね。
いま、出版社にメールで問い合わせ中です。。
音楽学習テキスト おんがくカラードリル 入門編 3【楽譜】
(↑この入門3は、在庫あるみたい。でも、そのあとの基礎1からは品切れ中)