昨日の投稿の続きです。
親は、子どもの毎日の練習に、どこまで関わるべきか。
できるようになるまで指摘や注意をしたり、手とり足取り教えなくてもよい、というような事を書きましたが、少し補足します。
誤解があってはいけないので、、
教えなくてよい=教えてはいけない、のではないです。
子どもが聞いてきたら、それにはちゃんとこたえて欲しいのです。
特に小さいお子さんほど、色んなフォローが必要になってきます。
「この音なに?」
と聞かれた時、頑なに教えちゃいけないと思って

「先生に聞いて!」

と言うのではなく、
「それはラだよ」
とあっさり教えちゃってもOK!
ただし、「そんなことも分からないの!?」という余計な一言をつけないように😅
「いつも教えてたら身につかないのでは?」と心配されるかもしれませんが、そんな事はないです。
レッスンを続けてゆけば、その子のペースで、どの子もちゃんと、理解を深めていきます。
成長とともに理解が進めば、お母さんにあれこれ聞く事も少なくなってきます。
子ども本人だって、いちいち聞くのは面倒だし、自分で分かれば、自然と親から離れていきます。
あれこれと教えて、と言ってくるのは、小さい頃のしばらくの間です。
そして、本当に分からなくて聞いてくることもあれば、情緒的な問題で甘えたくて聞いてくることもあるかもしれない。
どちらにしても、理由があっての事。

ヘルプには、ちゃんと答える。

そういう小さな事の積み重ねで、子どもの心は育っていきます。

逆に、聞いても突っぱねられたり、否定されたり、怒られたり、無視されたり、という事が続くとどうなるでしょう。

・・・

想像がつきますよね。
『分からない所を聞いたら、お母さんはちゃんと(優しく)教えてくれた』
『練習に付き合ってくれた』
という、暖かい関わりが、
『自分は大切にされている』
という気持ち=自己肯定感を育んでいきます。
だから、基本は、
『子どもが甘えてきた時にはしっかり受け止める(甘えさせる)』
 
『子どもが聞いてきたら、嫌味を言わずに教える(一緒に考える、ヒントを出す、などでもOK)』
ということ。
・・・とはいっても、現場では暖かい関わりばかり、とはいかないかもしれません(><)
忙しかったり、余裕がない時は、親もキーッとなります、よね😅
大丈夫、時には怒れちゃってもいいんです。
たまに怒っちゃったりしても、致命的なものではないからあまり心配せず、余裕のある時、できる時に、暖かい関わり、暖かい応援をして下さればOKです😊
そしてもう1つ。
それを、できるだけ
『子どものペースで行う』
ということ。
聞かれてもいないのに、
「これはド、これはファだよ。」
「そのリズムは間違ってる、こうだよ。」
と、一方的に全部教えるようなことはしないで〜!
それは過干渉といって、子どもの成長、自立を妨げます🍵
逆に、聞かれてもいつも無視するのは、甘えを拒否する関わりなので、それも、意欲を奪い自立を妨げます。

頼ってきたときに手を貸す、
甘えてきたときに甘えさせる、

それを子どものペースで行なう。
聞かれた時に教える、
困っている様子だったら手助けする、

というように、子どもの様子に合わせて対応するのが大事だと思います💕

応援団も、なかなか大変!?

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みやざわ出張ピアノ教室

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