お子さんの練習をどこまでみるべきなのか、親の役割は何ですか?と質問を受けました。

私の考えでは、親御さんの役割は応援団だと思っています。📣💪
練習のやる気が出るよう励ましたり、できるようになった事があれば一緒に喜んだり、前向きに頑張れるよう、サポートをして頂く。
教える、という事はしなくてよい。
お子さんに聞かれたときに教えるのはもちろんいいけど、親が細かいことをあれこれ注意したり、先生代わりのようなことはしない方がいいと思います。
例外はあります。
子どもに高い意識があり、親もプロフェッショナルで、親子の気持ちが一致して音楽の道を志している場合。
それは、親もプロなのでちゃんと教えられるだろうし、子どもも納得したり尊敬していたりするのでOK。
でも、親にそこまで力がなく、子どもも望んでいないのに、親までが先生のように子どもの練習をみなきゃならないとなると、親子ともに負担がかかると思います。
親子関係にも良くないし。
「レッスン中は、親も先生の言うことをよく聞いてメモして、それを家で分かりやすく子どもに伝えて、練習に付き添って教えるべき」
という先生もいらっしゃると思います。
それは、先生としてはレッスンがサクサク進んで楽だけど、子どもの上達も短期的には早くなるけど、長い目でみたらどうなんだろう。
最近はピアノだけじゃなくて、ほかの習い事や勉強まで、親がつききりで教えて、家の中も塾みたいになってる話を聞くけれど、それで子どもの心は大丈夫かな、って心配になります。
子どもが自ら望んだ事じゃないなら、尚更…
みんな、外で頑張っている分、家ではホッとしたくないですか?
子どもなら、お母さんという存在は、外であった嫌なことを吐き出して慰めて貰ったり、励ましてもらったりする、心の安全基地。
ピアノという習い事は確かに、家庭での毎日の練習が大切だし、小さいうちはご家庭でのフォローは必要だけど、、
教える側としては、子どもが自分で理解して練習できるように、子どもに分かる言葉で、その子にできる量や内容で、丁寧に教えることが大事だと思います。

それで、次の週に出来ていない事も多いけど、また言葉を変えたりやり方を変えたりして、1人で練習できるように、練習の仕方を伝える。

そこは先生の腕の見せ所じゃないかな。

私もまだまだだけど、そんなふうに思っています。
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みやざわ出張ピアノ教室
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