1、とにかく、ピアノを楽しむ!
全ての生徒さんに、ピアノの楽しさを味わって欲しい。
あるアンケートで、ピアノが嫌いになってしまった原因の1位は、「先生が原因」と知り、ショックでした。
そんな申し訳ない事をしてはいけない。
どのレベルの生徒さんであっても、劣等感を抱かせず、楽しく前向きにピアノを続けられるように、全力で応援します。
2、最初の目標は、1人で譜読みができること
譜読みとは、楽譜を読みとること。
譜読みができれば、たとえピアノをやめても、いつでも再開して楽しむことができます。
また、ほかの楽器をやるときにも役立ちます。
譜読みの力をつけるため、レッスン初期から、リズムとソルフェージュを積極的に取り入れ、基礎を固めてゆきます。特に小さいお子様には、カード、カルタ、アプリ、ワークブックなど、楽しい教材や小楽器を使って、遊びながら楽しく学習できるよう工夫しています。
3、ステージ経験を大切にします。
ステージ演奏は、何ものにも変えがたい経験です。
人前で演奏し、拍手を貰う。日常生活では経験できない、緊張や達成感。
やり終えた後は、きっと大きな自信がつくことでしょう。
生徒さんには、初心者さんから、年に1度のステージ演奏(PTNAステップ)をお勧めしています。
他人と比べるのではなく、自分自身が前年度よりも上達したか、その成長の足跡を残せるのがPTNAステップです。レベルごとに合格証もいただけます。続けて参加すると、継続表彰も受けられます。
もっと上を目指したい人は、同じくPTNAの『コンペティション』を!
4、できているところに注目し、自己肯定感を育てます。
子どもの個性は様々です。
苦手なところを指摘するよりも、得意なところ、できているところに注目して、そこを伸ばしながら、全体を底上げしてゆく形をとりたいと思っています。
『今できているところ』に注目すると、ほめるところがたーっくさん見つかります。
レッスンの中で、たくさんの「できた」を見つけてゆきます。
間違いを伝える時は、言葉を選んで。
そして、常に生徒さんの気持ちに寄り添い、否定的な言葉を避け、意欲を引き出す声かけをしてゆきます。