今日は、4歳の幼児さんのレッスン。
いつもニコニコ笑顔で出迎えてくれます。
今日も笑顔で、「こんにちは」と挨拶もできて、とても立派だと思います♪♪

ピアノを初めて、まだ約1ヶ月。
体験レッスンのときの様子から判断して、教材は「ぴあの・どりーむ幼児版」を使っています。

だんだん私に慣れてきてくれたのは嬉しいんだけど、そのためか、前回ちょっとダレてしまったので、今日のレッスンは飽きないように、テンポよく次々と課題を与えてやってみました。

本日のメニュー(30分)

☆レッスンシールを貼る。
☆宿題をチェック。

☆今日のメイン、ぴあのどりーむ5番の曲。(両手、ドのみ)
・まず、拍子とり。4拍子を体で感じる。足踏み⇒手で机を叩く。
・次に楽譜を読む。音符と休符の確認。
・声出し⇒手拍子⇒手で机を叩く(楽譜どおりに両手を使って)⇒机を鍵盤にして指で弾く。
・ピアノで弾く。
・最後に私が伴奏をつけて合奏。

☆ピアノじゃんけん (右手と左手、それぞれ勝つまで、楽しくやる)
・グーは、親指を中にして軽く握る。 
・チョキは、中指と薬指を出し(これがポイント)、あとは握る。
・パーは、思い切り指を広げる。

☆指の体操
・指1本ずつ、根元から折り曲げる練習。

☆音当て&ソルフェージュ
・ドを聴いて当てる。(2つ弾いて、どっちがドか?)
・ドを聴かずに声出し。
・起立して、ドレミ、ミレド、ドレミレド、などピアノで弾いた音を聞いて、階名で歌う。

以上で30分。
今回は、すべて気持ちよく取り組むことが出来ました。

わずか30分とはいえど、幼児さんにとって、30分間ずっと集中するのは大変です。なので、
一番集中力のある時間、レッスンが始まって前半に、メイン(その日1番大事なこと)をやります。
今日は、教材の曲を題材として、リズム感を養うことをメインにしました。

習い始めの今の時期は、ピアノを弾く前の準備に、まだまだ時間をかけなければならない時期です。楽譜が読めない状態からのスタートなので、まず読めるようにする学習のほか、リズム感や、音感を養うことも・・・。今日は、リズム感を養うことを重点的に行ったので、そこに一番時間を使いました。4拍子のリズムがしっかりととれて、そのリズムにのって、楽譜の通りの手拍子ができるようになってからピアノに向かうと、すぐに弾けます。

4拍子のリズム(強・弱・弱・弱)を自然に覚えるために、手で机を叩くときに一工夫。
1拍目を手のひらで、2~4拍目をグーにして横で叩くようにすると、自然に1拍目に高い音が出てアクセントになり、軽快なリズムになります。心地よい4拍子のリズムを感じることが出来ますので、お勧めです。

あともう一つのポイント、拍子を数えるとき、昔ながらの数え方、「いちとー、にぃとー、さんとー、しーとー」では、重たくなってしまうので、やめたほうがいいです。テンポが遅い場合でも、軽快に「ワン、トゥー、スリー、フォー」あるいは「いち、にっ、さん、し」と数えたほうがいいと思います。

それから、幼児さんの場合は特に、ソルフェージュによって、音感を育むことが大事なので、歌うことも取り入れています。
今日は「ドレミレド~」と歌えました。最初は恥ずかしそうでしたが、慣れると大きな声が出て、しっかりと音程もとることが出来ました。

ピアノじゃんけんは、指の体操を兼ねています。
特に、写真のチョキの形は、動かしにくい薬指の運動になります。
とっさに、パッと、グーチョキパーを出すじゃんけんは、指の訓練になります。
ご家族で、楽しんでやってみて下さいね。
(ただ手が痛くなるようでしたら、無理しないで下さい。スジを痛めるといけませんので。)
生徒さんと一緒にやったら、このチョキの形が気に入ったのか、チョキばかり出してくれました~

なにしろ、30分という限られた時間をいかに有効に使うか、やりたいことがたくさんあり悩みます。
いろいろ勉強し、研究工夫してゆきたいと思います。(*・ω・)ノ
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