この本を読みました。

内容をよく知らず、タイトルだけを見て、ピアノを習得するためのノウハウ本かと思って読み始めたのですが、読んでみたら、これはどちらかというと指導者向けの本だと思いました。

著者の先生の、今日までのレッスン事例を通して、大切なことが100項目、書かれていました。

テクニック、音作り、表現、読譜、練習、の5つのポイントに分けて書かれており、中には、「教わろうとする大切さ」とか「人の話を聞く大切さ」とか「悪いものを悪いと言われて受け入れる大切さ」というような、習う態度のようなものも多くありました。

指導歴の浅い私にとっては、とても参考になる本でした。

100の中から、1つだけ紹介します。


「ピアノを弾く」に大切な3K。

楽譜を見て書いてあることを「考える」

弾いて、どんな音が出たかを「聴く」

自分の音楽を聴いて「感じる」=「感動する」

最後の「感動する」まで到達すると、ピアノを弾くことが楽しくてたまらなくなると思います!!

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