ピアノか、電子ピアノか・・・

今日は、楽器店に行ってきました。

そこで、どの楽器を買おうかと来られているお客さんがありました。
しかもその方のお子さんが、今度、その楽器店の教室に入会するとの事。
たぶん、リトミックを始めるのかな、きっとまだ小さいお子さんなのでしょう。。。
それで、どの楽器を買おうかと迷っておられました。

お店の方のお勧めは、将来、学校で伴奏したりするようになるなら、ピアノが良いと。
まぁそうですよね。そりゃ、ピアノがいいに決まっています。

でも、お母さんとしては、子供がどれくらい続けるか分からない。
それなのに、何十万も出す勇気が無い。

・・・分かります。そのお気持ち。
私なんて、千円出すのにも、勇気が要るんだから!

もし、ウン十万も出してピアノを買って、誰も弾かずに家具となってしまったら、残念すぎます。
いや、広い家ならそれでもいいかもしれないけれどね。
狭い家に、弾かないピアノがあるとしたら、そのピアノちゃんは、邪魔者扱い・・・
「ピアノが無かったらもっと広いのに~!」なんて。
うぅ、なんて可哀想。

もし電子ピアノを買ったら、習っている子の中にピアノの子と電子ピアノの子がいる。
とすると、なんとなく、電子ピアノだと、肩身が狭いような・・・
それに、本物ではない、という劣等感のようなものがつきまとうような・・・

そもそも、電子ピアノじゃなんでダメなの???

いろんな思いが交錯して、思わず記事にしてしまいました。

じゃぁ、これから習おうとしていて、これから楽器を買う人はどっちを買えばいいのか。

結論その1。

★家が広くて、お金もあるなら、迷わずにピアノを買いましょう。

子供が続けるかどうかなんて、関係ナシ。
もし家具となってしまっても、それはそれで素敵なインテリア。
いつか弾く時がくるかも、とゆったりした気持ちでピアノを眺めてあげましょう。
ピアノを、ママの趣味にしたっていいんだし。
それに、お金があれば心にゆとりもあるから、「高いお金出して買ったのに、なんで続けないのよ!!投資した分、ちゃんと、元を取ってよ!」なんて気持ちも出ないはず。(笑)

でも、問題は、そうじゃないから迷うんですよね!!!!!

つまり、家も広くないし、お金もあまりない。

だから迷うのです。。。

となると、私が思う、結論その2は・・・。

★住宅事情が許すなら、あれこれ迷わずピアノを買いましょう!
★どうしても事情があるなら、電子ピアノで堂々と習いましょう!

集合住宅などで大きい音が出せない、夜しか練習できない、という場合は、これはもう仕方ありませんもの・・・。音の問題は、仕方ないです。

ただし実は、生ピアノで、消音付きのものもあります。ただし、弦を張った生ピアノに電子ピアノの機能がついているので、とても高いです。中古などもほとんど出回っていないと思います。なので高いというのがネックですが、経済的に許せば、それもお勧めです。

経済的にも環境的にも、迷う余地が無いのなら、もうこれは電子ピアノで堂々と頑張る!
生ピアノで習っていないという劣等感や罪悪感をもつ必要は全くありません。
電子ピアノだからこそ、習うことができるのだから。
時々、電子ピアノの開発をヤマハの愚行だと言う方がありますが、電子ピアノが無かったら、音の出せない家に住む人はピアノを習うことが出来なかったのです。もっとも、気持ちさえあれば、学校のピアノで練習することもできるけど、学校のピアノは学校のものだから、私物化することはできません。家にピアノがなくて学校のピアノで習うとか、友達の家のピアノで練習させてもらうとか、公民館のピアノで練習するいうのは、できなくもないけど非現実的な話、とても無理な話です。となると、やはり家での練習が基本になるわけです。
だから、家に、どうしても生ピアノが置けない事情があるなら、その環境の中で、どのようにピアノを楽しもうかな、という気持ちでいればいいのです。
タッチや響きが違うから、テクニック的に上達には制限が出てくるけれど、音楽を楽しむには、テクニック的な要素が必ずしも必要なわけではない。
その人なりの演奏、その人なりの楽しみを見つけてゆく、という弾き方、習い方でもいいと思います。
そういう意味をこめて、「堂々と」という言葉を入れました。

ですから、お子さんがピアノを習いたいと言っている場合で、住宅事情が許せる場合は、(多少部屋が狭くても、音の問題さえクリアできれば)、これは思い切ってピアノを買ってしまいましょう。
どうせ、どちらかを買うなら、どちらでもいいなら、ピアノがいいです。
やはり、タッチ、響きがいいですし、本物だからです。
経済的に難しければ、中古でもいいと思います。
ピアノに限らず、子育てにおいて、本物との触れあい、本物の経験は大事だと思います。
この際、子供がいつまで弾いてくれるかとか、採算を度外視して下さい。たとえ短期間であっても、ピアノで練習し習ったという経験は、宝として残ります。
親の側の気持ちを楽にして、「大金をはたいたんだから、続けなさいよ」という恩着せがましい気持ちはこの際捨てましょう。そういうプレッシャーを与えずに、お子さんが、「ピアノを弾くのは楽しいな、ピアノの音はきれいだな」という心になってもらえるように、親御さんも一緒に楽しんで頂ければいいなと思います。だから、親御さんも、一緒に練習するといいと思います。
何年かしてやめても、楽しい記憶が残っていれば、また弾きたい気持ちになって戻ってきます。
プレッシャーをかけて、スパルタ練習のつらい記憶が残ってしまえば、トラウマとなって、2度と弾かなくなるかもしれません・・・。

ですから、事情が許すならピアノを買いましょう、というのが私の意見です。
ただ、お子さんがピアノを習いたいと言ったのではなくて、親の「習わせたい」という気持ちだけで習い始める場合は、ピアノはちょっと後にしてもいいのかもしれません。お子さんが、親御さんの期待に応えられなかった場合、ガッカリ感に襲われそうです。最初のうちは、お子さんの気持ちが分かりませんが、習っているうちに楽しくなって、毎日練習をするようになれば、その時は是非ピアノを買ってあげて欲しいと思います。

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