Erik Satie (エリック・サティ)作曲の、『スポーツと気晴らし』の中の、“Le Pipue-nique (ピクニック)"を紹介します。
『スポーツと気晴らし』は、最初のコラールと、その後の20曲からなる小曲集です。
ピクニックは、その中の、14番目の曲です。
これもまた短い曲で、楽譜は1ページ分、時間は1分も無いです。
軽快なリズムで、楽しい雰囲気の曲です。
『スポーツと気晴らし』全ての曲(コラール以外の20曲)には、イラストがついています。
また、それらの曲には、サティの作った詩もついているんです。
詩がついている楽譜なんて、見たことないですよね。
歌とは違い、楽譜の所々に詩が書かれているんです。
これは演奏のときに誰かが読むのでしょうか?
普通、CDなどを聞くと、詩は聞こえてきませんが・・・・
演奏者と、聴く人の心の中に入れておけばいいのかもしれません。
その詩と、楽譜と、イラストと、演奏を載せますね。
ちょっと風変わりなサティの世界が、少し覗けると思います♪
【詩】
誰もが冷えきった仔牛の肉をもってくる。
あなたは素敵な白いドレスを着ている。
あら、飛行機だわ!
とんでもない。あれは嵐がやってくるんですよ。