悩みが深くて、どうしたらいいんだ~~と頭を抱えたくなる時・・・、そんな時こそピアノを弾くと、本当に心がホッコリします。
それも、悲しい時には悲しい曲がいい。
嬉しいときは、もちろん嬉しい曲を弾けば、ますますノリノリになれるけど、悲しい時には思い切り悲しい曲を、悲しい気持ちのまま弾くことに没頭すると、不思議に心がスッキリするんです。
曲に浸っている時は、まるで異次元の世界にいるように、この世のしがらみ、苦しみから、離れられる。
そして、音楽が心の涙を誘い、涙を洗い流し、優しく癒してくれる。
ディズニー映画の『ベイマックス』が流行っているけれど、音楽の癒しは、自分の中にベイマックスを作って、自分で癒すような感じかな。
「わかっているよ。」
「つらいね、苦しいね。」
「よく頑張っているよね。」
と、語りかけてくれるような・・・
それも人の演奏を聴くのではなく、自分で、自分の気持ちの赴くままに曲を奏でる。
それが一番、自分の心を開放してくれると思う。
本当に心がスッキリして、「頑張ろう」と思えるから嬉しい。
以前、『ほんまでっかTV』という番組の中でも、心理学評論家の植木先生が、「悲しいときには悲しい曲を聴くと良い」、という事を発言していたけれど、ごもっともです。当然そうだと思います。
心理学的なことは分からないけれど、経験的に、その通りです。
だから私、音楽が好きで良かったな~と思う。