電子ピアノOKの意味

雨ばかり続いて寒かったこの頃でしたが、やっと今日は春らしい1日になりました☆

青空が見えるだけで、なんだか嬉しい気持ちになりますよね!

さて、私は電子ピアノの方も、喜んでレッスンをお受けしています。

プログのタイトルの下にも、電子ピアノもOKと記載しています。

ただこれは、「どっちでもいい。どちらも同じ」という意味ではありません。

これから楽器を購入される方の為に、この意味について、もう1度、記事にまとめてみようと思います。

まず、電子ピアノでピアノを習うという事は、メリットもあり、デメリットもあることを、よく知っておいて下さい。


☆メリット☆

音量を抑えられる。ヘッドフォンで消音で練習できる。
安い(高いものもあります)
コンパクトで軽い。
調律をしなくてよい。
気軽にピアノを習い始められる。
本体に直接録音できる。
音色を変えたりして遊べる。

★デメリット★

微妙な音色の変化をつけられない。
響きが浅い。
タッチが軽いので、指が強くなりにくい。
小さな音で慣れてしまうと、本物のピアノの音量に驚く。
電化製品なので、いつか壊れる。(生ピアノは一生使える)

こういった点をよく比較検討して、ご事情に応じて楽器を選んで頂くことになります。

電子ピアノは手軽で便利ですが、残念ながら、上達には限界があります。

微妙な音の変化をつけられないので、表現力が育ちにくいです。

同じスタッカート(短く切る)でも、その指や腕や力の使い方によって、鋭い音、ボールが弾むような音、雨だれがぽたぽた落ちるような音、機械のような硬い音、フッと消えそうな音、など、いろいろの音の切り方があります。

そういう音の変化は、本当のピアノだったらつけられるので、私が見本として聞かせてあげられれば、まずよく聞いてもらって、真似してもらうことができます。

耳で聞き分けて、実際に弾いてみて、うまく表現できるかどうか。

自分の出した音をよく聞いて、表現力を磨いていくのですが、電子ピアノでは残念ながらそういったことがやりにくいです。

ですから、将来、コンクールを受けたいとか、音楽の道に進む可能性があるならば、電子ピアノでは正直、難しいです。途中で、ピアノを買いなおして頂くことになると思います。

となると、少しでも、そういう可能性があるなら、最初からピアノをご用意されることをお勧めします。

マンションでも、部屋を防音にするなど、工夫すれば可能です。(お金はかかりますが・・・)

どちらでも可能なら、迷わずピアノを購入して下さい。

一生ものですから。

では、電子ピアノでは習ってはいけないのか、価値が無いのか、ダメなのか、というと、そうではありません。

電子ピアノでも、もちろん楽しめます。楽しいです!

コンクールを受ける人というのは、そもそも一握りの人ですし、普通に習うなら、初級、中級くらいまでなら大丈夫です。

読譜力をつけ、自分で好きな楽譜を買って弾けるようになる楽しみを味わえます!

どうしても音の出せない環境なら仕方ないですし、いろいろの事情でピアノが置けないこともあるでしょう。

私は、そういう人の味方になりたいのです。

音の出せない人にも、肩身の狭い思いをせずに、堂々と習って頂きたい。

ピアノの楽しさを気軽に知って頂くのに、電子ピアノは手軽で便利なアイテムです。

だけど、気軽に始めた人は、気軽にやめてしまう、という傾向もあるようで、私もできるなら長く続けて頂きたいと願いますが、そもそもピアノは「楽しみ」の1つなのだから、そういう付き合い方もあっても良いのかな、と思っています。

いろいろ書きましたが、電子ピアノの人を応援しつつ、でも、限界があることをあらかじめ知っておいて頂きたいなと思って記事にしました。

 

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