PTNAコンペの本選を聴きに行ってきました。
入場料は、会員は無料。会員以外は1000円でした。
プログラムは別途500円です。(希望者のみ)
20名ほど聴かせてもらい、途中で帰り、この記事を書いています。
はじまる前。
真ん中あたりに横一列に机が並んでいるのは、審査員席。
そこから後ろが客席です。
開演前に入り、このあたりの席に座りました。
弾いている子の手もよく見える位置です。
私が聴いたのは、A1級の、最初のグループ。
小学2年生以下の子供たち、まだまだかわいかったです。^^
色とりどりのかわいいドレス姿の子供たち、まさに色とりどりの演奏でした♪
その中でも抜きん出ている子だけが、全国大会に進めます。
コンクールは勝負の世界なので、厳しいです。
テクニックも、表現力も、ズバ抜けていなければ、なかなか次には進めません。
粒が揃って、よく響いて、きれいな音か。
メロディーは歌うように流れているか。
全体の音楽がテンポ良く流れているか、リズム感。
左手(伴奏)がうるさくないか。
聴かせどころ、魅せどころがあるか。
・・・などなど、ポイントはいくつもあるけれど、結局、一言で言うと、
『音楽を自分のものにしているかどうか』
です。
優秀な指導者の下で、細かい指導を受ければ、形は上手な演奏になりますが、言われた通りにやっているだけの演奏は、やはり見抜かれてしまいます。
自分の出す1つ1つの音をよく聴いて、全体の音楽の流れをよく聴いて、音楽を、聴きながら(もっと言えば、感動しながら)、弾いているかどうか。
その姿勢はやはり演奏に出ます。
1つの音も、いい加減に弾かず、全ての音に意味を持たせて、たとえば、白い画用紙に絵の具で1つの絵を描くように、一つ一つの色を加えてゆく。
音は色なんです。
この音は何色だろう。どんな色だろう。。。
とイメージを膨らませて、いろんな音を出してみて欲しいです。
今日の参加者のドレスのように、いろんな音色があり、それぞれを組み合わせて1つの大きな絵を描く。
そして出来上がった絵は、どんな絵だろう。
絵といっても、形がなくて、線でも点でもいい。
それが、あなたの作る曲のイメージ。
さて、もうすぐ結果発表。
参加者の皆様、ドキドキですね!
お疲れ様でした!!