習い事の先生は、その子と何年ものお付き合いになりますよね。
ピアノも同じ。
習い始めた頃は4,5才のかわいらしいお子さんだったのが、だんだんとお嬢さんに成長してゆかれるのです。
4,5才の頃は、ピアノだけで30分ももたなくて、あの手この手で、いろいろな教材を使いながら、飽きないように30分過ごしてもらうのに苦労したりして。
おしゃべりに花が咲いて脱線したり、ピアノを弾く気分になれないのか、どうしてもイスに座らなかったり、その時の気分に左右されてレッスンが思うように進まない、という事もあります。
そんな時は、カルタなど、遊びの色の濃い教材を使ったり、その時のお子さんの興味に合う内容でレッスンをしています。
でも、だんだん成長するにつれて、そんな必要もなくなるんですよね。
こちらの言う事も入るし、脱線もなくなる。
いつの間にか、ピアノの前で30分、ずっと弾いていられるようになるんです。
そういう姿を見ると、成長したな~、としみじみ・・・。
それだけ自分も年をとっているのですが・・・(笑)