毎週、『らららクラシック』という番組を録画して、1人の時間ができた時に見ています。
9月17日(土)の回では、サティの『ジムノペディ』が取り上げられていました。
変わり者といわれるサティだけど、もともとは真面目な青年で、音楽家のエリートコース、パリ音楽院に入学。
ところが、クラシック音楽の重苦しさ(?)に馴染めず、出てしまったそうで、、、、
その後、酒場に自分の居場所を見つけ、そこで演奏するために作った『ジムノペディ』の特徴などについて、番組で取り上げられていました。
なんとも宙に浮いたような、ふわふわした音楽。
ドラマ性もなく、終わりも見えない。
でも、耳に心地よい。
自然に、そこにある音楽を目指したのでは、、、、ということでした。
『家具の音楽』というのも、おもしろいですよね!
出演者がコメントしていましたが、まさに「感情やストーリーを強制してこない」音楽。
そういう自由な感じが、私も、すっごく好きなんです。
「こうであるべき」という、べきがない。
聴くのも、弾くのも、気楽にできる。
それでもって、おしゃれな感じとか、風変わりな感じとか、独特の雰囲気があって、楽しい。
最後に、出演者が、サティの作ったメロディーを、わざと、ところどころ音を落として演奏していたけれど、そんな風に自由に遊んでも、サティは怒らないし、眼鏡の奥でかすかに微笑んで、さらっと流してくれそう。
このジムノペディ第1番は、とても有名でおしゃれな響きなのにも関わらず、弾くのは難しくないので、大人の初心者の方にお勧めの1曲です。
『らららクラシック』は、毎回、有名な曲を1つ取り上げて、わかりやすく解説してくれる番組です。
音楽に対する身近な質問に答えるコーナーもあって、クラシック初心者の方にも、玄人の方にも、お勧めですよ~♪♪
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宮沢まで。