たまたまテレビをつけたら、尾木ママの出ている「ウワサの保護者会」という番組がやっていた。

内容は、学校の宿題について。

やらせるのが難しい、ということで、話し合っていました。

これは、ピアノの宿題、毎日の練習と通じるところがあるなぁ~と思って、そのまま見ていました。

宿題、というと、あまりやりたくないもの。

内容が決まっていて、やりたくもないのに、やらなきゃならない。

やらされている感、嫌ですよね~。

それでピアノが嫌いになるのは困るなぁ~と思いつつ。

でも、やっぱり、練習(宿題)しないと上達しない。

いつまでも下手のままだと、それはそれで、ピアノがつまらないし、嫌になるだろう。。

だから、いかに毎日の練習を、楽しく意欲的に取り組めるようにしてあげるか、という配慮が必要だろうなぁ~と思います。

子どもが、自分から練習することは、まずないでしょうね~。

放っておいたら、ほとんどは練習しない。

しかも、楽しく意欲的に、毎日練習するぞ~!と前向きに取り組めるのは、ごくごく一部の子。

なので、本人が自発的に練習できるようになるまでは、(習慣化するまでは、)大人の声かけや、態度が、どうしても大事になると思います。

でも、それがなかなか難しい。

やれ!

と指示するのはダメだし、

いつやるの?と催促するのも、あまりいい気がしないし、

やったらごほうび、というのも、目的違いだし続かない。

番組では、

⚫ささいな事でいいので、自己決定をさせてあげる。

と言われていました。

たとえば、スケジュールを決めさせる!(^^)!

まずは、1日5分でもいいも思います。
時間の長さよりも、少しでもいいので毎日ピアノに触る、というのを目標に。
その練習の時間を、子ども自身に決めさせる、自分でスケジュールを立ててもらうようにすると良いそうです。
本人が決めるのが難しければ、こちらでいくつか提案して選ばせる。
おやつの後、ご飯の前、ご飯のあと、いつでもいいので、5分でもできるといいですね。

自己決定ということで、私(講師)の立場なら、宿題にやる曲を生徒さん自身に選んでもらうこともあります(^^♪
自分で決めたら曲なら、モチベーションもアップしますよね!
また、初期の導入教材の時なら、曲数を決めず、いくつでもいいよ、と言っておきます。
そうすると、2曲、3曲と、どんどんやる子もあります(^^♪
逆に、長くて難しい曲なら、1週間でどこまでできそうか、自分で考えてもらって、目標を立ててもらったりします。
いろんなレベルの生徒さんがありますが、なるべく、自分で課題を決めて、取り組んで貰えるようにしています。
それと、もう一点。
⚫安心・安全な環境を作る

学校の宿題なら、困ったときにちょっと教えてやれるように、親がそばに居ると良いそうです。

それはずっとついているのではなく、短時間でよい。近くでご飯を作っていれば良い。

そして、「あなたのこと、見ているよ」応援しているよ、と見守る。

そういう安心感があって、安全な環境で、子どもはやる気も出るし、力を発揮できる。

とのこと。

ピアノの練習も、同じように、近くで聴いてるよ、という感じがちょうど良いかも。

離れすぎでもなく、近過ぎでもなく。
放ったらかしでもなく、ずっと近くについて教えるのでもなく。
ご飯を作りながら、聴いているよ。
という感じ(^-^)
⚫おまけ。もう1つのアイデア。

練習しようとは言わず、お母さんが「弾きたくなっちゃったー」と言い、先にピアノに座ってしまい、弾き始める。
そして、わざとできないフリをして、「ここはどう弾くの?」と聞く。
すると子どもは教えたいので、得意になって教えてくれて、いつの間にか、子どもが弾いているという状態に。
小さいお子様に有効な方法ですね。
親御さんは口うるさくならなくていいですので、あたたかく見守って頂いて応援して下さるといいなと思います。(´∀`*)

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